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ポケベル メモ [メモ]

数字送信の開始によるポケベルブーム

1987年にはプッシュ信号 (DTMF) により数桁の数字を送れる機種のサービスが開始され、受信した方が表示された電話番号に電話をかけることが出来るようになり、業務での効率的な利用が可能となった。また、1990年代に入り個人契約でメインユーザーの一角になりつつあった女子高生を中心に、例えば「14106」=「アイシテル(愛してる)」というように、数字の語呂合わせでメッセージを送る一種の言葉遊びが1992年頃から流行し始め、1990年代中盤には個人対個人で他愛ないメッセージを送りあう道具として急速に普及し、頻繁に利用された。
 
1996年(最盛期):文字送信も可能へ

数字だけでなく、カタカナやアルファベットや絵文字も画面に表示できたり着信メロディに対応したタイプをテレメッセージ各社は1994年に、NTTドコモグループは1995年に投入した。さらには漢字まで画面に表示できるタイプも登場し、1996年には事業者によるが、30桁の数字(カナで14文字)をメッセージとして送信できるまでになり、また加入者の増大に対応するためFLEX-TD方式の導入が開始された。最盛期の1996年6月末には、約1077万件の加入者があった。カナのメッセージ入力には「ポケベル打ち」というコード入力が必要で、一種の特技として電話機のテンキーで高速にこれができる人は崇められていたこともあった。 ポケベルにメッセージを送るために公衆電話に行列ができたり、メッセージを送り合う会った事もない友達を表したベル友という言葉が流行。対面コミュニケーション機会の減少による若者の人間関係の希薄化を危惧する声もあった。 1992年のブーム初期から最盛期にかけて個人ユーザーの中核をなした1970年代半ば辺りから1980年生まれぐらいまでのポスト団塊ジュニア世代を指してポケベル世代と言う場合がある。 
 
 
 
 

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